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肺腫瘤陰影の診断におけるMRIの有用性

2編の多数の論文を集めたMRI(DWI)の解析では、MRI(DWI)が肺の良悪性病変の鑑別に有用と報告されています(図7)。Li B, et al. A systematic review and meta-analysis of the ...
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T2WIの有用性

DWIの弱点とされる肺膿瘍と肺がんの鑑別診断が、T2強調画像(T2WI)で可能であることが判明しました。T2WIでは、水が白く描出され、質的評価が可能です。Usuda K, Iwai S, Yamagata A, Iijima1 Y, Mo...
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肺癌と肺腫瘤陰影の鑑別診断について -新しい3つの診断方法-

新しい鑑別診断方法として、①MRIの拡散強調画像(DWI)と T2強調画像(T2 WI)を組み合わせて鑑別診断する方法②拡散強調画像で、肺腫瘤の内側と外側のADCの比(inside/wall ADC ratio)を用いて鑑別診断する方法③肺...
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結論

1.MRI (DWI)は、いろいろな臓器で良悪性の鑑別に有用とされ、肺腫瘤の良悪性の鑑別、肺癌のN因子・M因子・病期診断に利用できる。2.MRI (DWI)は、さらに縦隔腫瘍・胸膜病変の鑑別診断や、肺癌の化学療法や放射線治療の効果判定に応用...
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肺腫瘤陰影(PNMs)の鑑別 MRI vs PET-CT

最近、肺腫瘤陰影の良悪性の鑑別に、拡散強調画像とT2強調画像を組み合わせたMRIが FDG-PET/CT よりも有効であることを報告した。Usuda K, Ishikawa M, Iwai S, Yamagata A, Iijima1 Y,...
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縦隔腫瘍の診断におけるMRIの有用性

MRI検査では、縦隔病変の質的診断(良性か悪性か)が可能です。Usuda K, et al, Diffusion Weighted Imaging Can Distinguish Benign from Malignant Mediasti...
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放射線被ばくのないMRI検査の臨床研究

はじめに 私は、これまで呼吸器外科専門医として長年肺癌診療に携わってきました。そのなかで、放射線被ばくのないMRI検査に関して、臨床研究を進めてきました。肺がん診断の流れを 図1に示します。今回、その中で明らかになったエビデンス(証拠)をわ...
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福島県相双地区の復興に向けて - 福島第一原子力発電所の原発事故を乗り越えて-

放射線被爆のない新しい検査:DWIBS相双地区を復興させたい多くの方の熱い思いに共感しており、私も微力ながら協力したいと考えています。MRIの拡散強調画像は、脳梗塞の早期診断に有用だけではなく、胸部、腹部および乳腺・婦人科領域・泌尿器領域の...
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ブログ作成者からのメッセージ

私は40年以上胸部外科医として活動してきました。その間、放射線被ばくのないMRI検査の開発に取り組み、その有効性を報告してきました。 長年にわたり記録してきたMRI検査の研究成果を広く一般の方々に知っていただくとともに、専門家の方々にも十分...
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Diffusion-weighted whole-body imaging with background suppression (DWIBS: ドゥイブス法)

DWIBS: ドゥイブス法:背景抑制広範囲拡散強調画像(全身性拡散強調画像)全身の病変を1回の検査で検索するDWIBSは、2004年に東海大学の高原太郎先生と今井裕教授らの研究グループが考案しました。PET-CTと、DWIBSはほぼ同じ成績...